明治末~大正の頃、宮古島の3大産業と言われた「宮古上布」「かつお節」「黒糖」の商売が活発になり、港周辺の商人達は坂の上の畑のあぜ道に、競うように店を構えました。“西里大通り”の誕生です。戦前の西里大通りは、人増税廃止後の島の暮らしを豊かにする役割を果たしました。
太平洋戦争では艦砲射撃や空襲により西里大通も甚大な被害を受けましたが、戦後復興の先頭に立って活躍したのも西里大通りをはじめとする平良の商人たちでした。昭和30~40年頃は、西里大通の第2期黄金時代といっても良い賑わいで、西里大通だけでも百貨店が3店舗、映画館も周辺を含めて4館ほどありました。
宮古島の「まっちゃみち(お店通り)」の歴史や暮らしをたどるお散歩。
普段は気づくこともない路地裏にある、商人達が大切に守ってきた6つの御嶽もお参りします。
まち歩きコース
- 集合:ピースアイランドホテル前→ 西里大通り商店街(路地裏の6つの御嶽をお参り)→ イーザト→ 公設市場
※気候等によりコースを変更する場合があります。